●当フォーラムの紹介

当フォーラムは京都市を拠点とし、さまざまな主体のパートナーシップで持続可能な社会の実現を目指す組織です。

●ワーキンググループ

当フォーラムでは、ワーキンググループ(WG)という名の分科会を複数設け、さまざまな取組を行っています。

●情報倉庫

当フォーラムの活動紹介をはじめ、京都市を中心とした、さまざまな環境情報を発信する広報活動を行っています。

■当フォーラムの活動経緯(年表)

●設立からの経緯

フォーラムのマーク 1998年11月23日フォーラム設立大会『京のアジェンダ21』は、京都市において持続可能な社会を実現するために、今後どのように環境問題に取り組んでいったらよいのか? その指針を示す環境取組の行動計画です。当フォーラムは、さまざまな主体のパートナーシップのもとで『京のアジェンダ21』を推進するための組織として、1998年11月23日に設立されました。

フォーラム設立時には、『京のアジェンダ21』策定委員会で集まった各界の有識者たちが、自ら策定した計画の実施に責任を負う形で、当フォーラムの役員に就任しました。その後も、各界の代表者や学識者、市民団体の代表などが、役員としてフォーラムの舵取りに貢献しています。

企業活動WGの活動当フォーラムは設立直後から、『京のアジェンダ21』の重点取組テーマごとにワーキンググループと呼ぶ分科会を形成し、そのワーキンググループ内に、多様な領域からの団体・メンバーたちが集まって、パートナーシップを模索しつつ、具体的な取組を計画、実行し、評価と反省を行い、情報は公開することに努めてきました。

●「京のアジェンダ21フォーラム」活動年表

当フォーラムの設立以来の主な活動内容です。

当フォーラムの活動

京都市などの動き

平成
9年
(1997)

『京のアジェンダ21』策定

7月 「京都市地球温暖化対策地域推進計画」を策定

12月 京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)で京都議定書が採択される

平成
10年
(1998)

4月 当フォーラム準備委員会発足

11月23日 当フォーラム設立 会員募集開始(設立時129会員)

京都市から環境取組のパートナーシップ組織として事業委託を受ける

平成
11年
(1999)

『京のアジェンダ21』に記された5つの重点取組に沿ったワーキンググループ(以下WG)を設立(ライフスタイルWG、企業活動WG、ゼロエミッションWG、エコツーリズムWG、交通WG)

6月 元梅屋小学校に会議室開設

平成
12年
(2000)

「環境まちづくり交流会in京都」「環境フォーラムきょうと」を主催

エコミュージアムWG開始

100円循環バス応援【交通WG】

フォーラムパイロット事業「京都自転車観光プロジェクト」(京都自転車ルートマップ作成)【交通WG】

フォーラムパイロット事業「むささびソーラープロジェクト」(これに関係してNPO「きょうとグリーンファンド」が設立され、次年度に「おひさま発電所」開設)【自然エネルギーWG】

平成
13年
(2001)

「環境まちづくり交流会in京都」「市民が進める温暖化防止2001」を主催

当フォーラム内に「KES認証事業部」を設立、KES審査登録を開始

エコツーリズム実践交流会発足

都心のエコ交通プラン「歩くまち京都をめざして」発表、交通社会実験の実施(「まちなかを歩く日」(以後毎年実施)、駐輪やコミュニティバスの試験運行)

9月 会議室、元有隣小学校へ移転

パイロット事業「京都都市型エコツアープロモート手法実証」【エコツーリズムWG】

平成
14年
(2002)

京エコロジーセンターが開設され、同センター内に事務所を設置

当フォーラムが国の「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく「地球温暖化対策地域協議会」と位置づけられる

5月(財)京都オムロン地域協力基金より「第15回ヒューマンかざぐるま賞」を受賞

12月 当フォーラムが地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受ける

食の循環WG、えこまつりWG開始

環境まちづくり交流会2002を主催

KES学校版の認証開始【KES認証事業部】

京エコロジーセンター調査研究事業として、以下の4プロジェクトを開始
「省エネ製品グリーンコンシュマーキャンペーン(後の省エネラベル)」【ライフスタイルWG】
「地域コミュニティでの生ゴミリサイクル」【食の循環WG】
「えこまつり事例研究」【えこまつりWG】
「自然エネルギー事例研究」【自然エネルギーWG】

平成
15年
(2003)

環境省請負事業 地域協議会温暖化対策モデル事業脱温暖化モデルプロジェクト「歩くまち・京都」エコ交通プロモーション事業(都市型レンタサイクルの社会実験)(連絡会議事務局を務める)

ストップザ温暖化宣言(京都市市民会議)

「ストップザ温暖化・京都議定書応援団」キャンペーン(省エネラベル)

醍醐コミュニティバス運行開始(運行計画策定およびコーディネートで協力)

自然エネルギーWG開始

京エコロジーセンター社会実験支援事業として以下の3プロジェクトを開始
「地域コミュニティでの生ゴミリサイクル」【食の循環WG】
「えこまつり交流会開催、ガイド冊子作成」【えこまつりWG】
「自然エネルギー調査」【自然エネルギーWG】

環境省平成15年度循環型社会形成実証事業「イベントでのリユース食器の試作研究」【えこまつりWG】

6月 「京都市地球温暖化対策地域推進計画(改定版)」を策定

平成
16年
(2004)

省エネラベル協議会の設立

地球温暖化防止条例プロジェクトチーム、オープンフォーラムを開催

「(京)次世代都市交通導入フォーラム」を(株)モチベートと共催(翌年も開催)【交通WG】

地域グループと環境NPOとの連携のもと、6月に「醍醐環境フェスタ」を開催【ライフスタイルWG】

京エコロジーセンター社会実験支援事業として、えこまつりコーディネーター養成講座を開催【えこまつりWG】

12月 全国初 京都市地球温暖化対策条例制定(当フォーラムは地球温暖化防止条例プロジェクトチームを設置し多様な主体の意見反映に協力)

平成
17年
(2005)

京都環境賞に協力【企業活動WG】

環境対策支援便RE-ECO開始【えこまつりWG】

11月 「1万人の京都自転車散歩」主催に参加

2月 京都議定書発効

4月 京都市地球温暖化対策条例施行

平成
18年
(2006)

京都環境賞に協力【企業活動WG】

2月 京都市が行った京都議定書発効1周年記念事業に協力(環境先進自治体会議に協力。関連行事「京都エコツアー2006早春編」を実施。展示協力)

3月 地球・人間環境フォーラムと共催で「第3回全国リユース食器フォーラム」を開催

KES設立5周年・KES取得数が1000件突破【KES認証事業部】

11月 当フォーラムホームページで「きょうと自然エネルギーマップ」を公開

平成
19年
(2007)

4月 KES認証事業部がNPO法人化し、KES環境機構に

京都市地球温暖化対策評価検討委員会に委員を派遣

10月 京都市「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験において臨時駐輪場運営を担当

平成
20年
(2008)

2月 脱温暖化行動キャンペーンに参加(公共交通利用促進、省エネ促進のキャンペーン実施)

上記当フォーラムの活動実績は、どれも多様な団体・個人のパートナーシップに支えられてのものです。フォーラムという場で成し得たパートナーシップの元、参加団体・個人の方々が主体となって、計画・実行を担っていただいています。

また資金面では、京都市からの委託金を初めとして、さまざまな企業からの助成金、個人からの寄付金に支えられています。あまりに数が多いため、その全てを年表内に記すことはできませんが、全ての方々のご協力にお礼を申し上げます。