■記事
2005/08/31
自然エネルギーワーキンググループ第1回企業研究会報告
2005年8月2日 佐川急便さんをゲストに行いました
第1回目となる研究会には、佐川急便株式会社のCSR環境推進部環境担当部長の齋藤光仁氏ら3名がゲストとしてご参加くださり、環境問題への取組についてお話しいただきました。
佐川急便はWWF(世界自然保護基金)と協定を結び、2012年度には2002年度比6%のCO2排出削減を目指しています。中でも、天然ガス自動車の導入、環境負荷の少ない鉄道輸送や船舶輸送の推進など、事業所の環境負荷のうち大きな割合を占める輸送業務の改善に力を入れておられます。また各事業所に太陽光発電パネルの設置も進めており、将来的には全国約330の事業所全てに設置予定とのことでした。
WGからは、事業所での節電・省エネ分の基金への寄付、各事業所でのKES認証取得など佐川急便に取り組んでいただきたいことを提案しました。同社はNPOとの連携が大切だと考えておられ、今後もWGと協働していくことを確認し、研究会を終えました。
今後、WGから具体的な提案を行い、連携が具体的な形になることを目指していきます。
参加してくださったKES認証取得企業の方は、「佐川さんの取組事例をわが社でも参考にしていきたい」とお話しされていました。自然エネルギーや企業の環境問題への取組に関心のある方は、ぜひ次回の企業研究会にご参加ください。