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■記事

2007/12/25

京(みやこ)グリーン電力証書制度第1号
「京都・嵐山花灯路」 98万7千人が夜の嵐山を堪能

●冬の観光振興策 今年で3年目

京都市右京区と西京区にまたがる嵯峨・嵐山一帯を明かりで演出するイベント「京都・嵐山花灯路」が12月8日から17日まで開催されました。竹林などの自然景観と社寺などの伝統的な建造物が幻想的な明かりと陰影に浮かび上がる風情を、約98万7千人(主催者発表)が楽しみました。

●京グリーン電力証書制度の第1号

フォーラムの自然エネルギーワーキンググループで京都における自然エネルギーの普及・拡大の仕組みづくりの一環として検討を進めてきた、京都独自のグリーン電力制度「京グリーン電力証書制度」がスタートしました。その第1号が「京都・花灯路」です。今回の「嵐山花灯路」に続いて3月の「東山花灯路」でも消費電力の一部が証書購入を通じて市内の市民参加型太陽光発電施設「おひさま発電所」で発電した電力で賄われます。

●1乗車100円のシャトルバスも運行

嵐山花灯路を訪れる大勢の人々の移動手段として、嵐山天竜寺前~大覚寺の区間で、交通局と京都バスにより1乗車100円のシャトルバスが運行されました。

また、大覚寺~二尊院の区間にはジャンボタクシーによる無料のシャトル便が運行されました。

あわせてメインストリートの長辻通をはじめ関連道路は一般車輛の通行が規制され、徒歩と公共交通機関での来訪を誘導する施策が実施されました。


竹林の小径は足元が見えないほどの人出


明かりが並べられた散策コース


1乗車100円のシャトルバス


ジャンボタクシーによる無料のシャトル便