■記事
2007/07/26
2007年度プロジェクト紹介
京都環境コミュニティ活動(KESC)事業
昨年度に引き続き、京都環境コミュニティ活動事業プロジェクトチーム(構成団体:有限会社村田堂、特定非営利活動法人KES環境機構、社団法人京都工業会、京都府地球温暖化防止活動推進センター、京のアジェンダ21フォーラム・企業活動ワーキンググループ)の活動が始まりました。この活動は、企業の地域社会貢献事業の一環として、地域の企業、学校、地域住民が連携して、それぞれの地域で環境問題への取組を継続して行う仕組みづくりを目指そうとするものです。
今年は、昨年度実施した京都市立藤ノ森小学校での取組を継続、発展させて実施するほか、京エコロジーセンターの平成19年度地球温暖化防止先進モデル事業として、新しく3地域で取組を行います。
今年は特に、企業と学校との連携を、企業、学校、地域住民との連携に広げ、地域住民を巻き込んだ形での実施を目指していきます。
現在、このプロジェクトにご参加くださる事業者を募集しています。「紙・ごみ・電気」の削減の取組を一通り行い、次の取組を探している方、「当社も地域社会に何か貢献したいが、1社では難しい」とお考えの方、「地域の人たちや子どもたちと交流したい」と思っておられる方は、ぜひご参加ください。
- 募集対象
- 原則として、京都市内のKES(KES・環境マネジメントシステム・スタンダード)を取得されている企業、及びその他の環境マネジメントシステムを取得されている企業、取得に向けて取り組まれている企業
- 募集期間
- 2007年8月末日まで
- 参加費
- 無料
詳しく知りたい方は、フォーラム事務所までお気軽にご連絡ください。
今年の活動予定
●昨年度の実施地域での取組の継続
伏見区の京都市立藤ノ森小学校で行った出前授業を継続して実施します。
●新しい3地域の取組の実施
※以下は活動例。最終的には、実施させていただく地域の課題・希望、参加事業者の方々の得意分野等によって決定します。
- 環境学習
複数の企業が学校に出向き、合同で1つの環境学習プログラムを行います。中京区を予定。 - 市民共同おひさま発電所づくり
保育園の屋根に、市民、企業が協働で太陽光発電パネルを設置し、それを核に、環境にやさしい地域づくりをすすめます。伏見区の醍醐地域を予定。 - 水源の森づくり
全生物に清浄な水と酸素を提供し、全ての産業の基盤となる、動物が棲める豊かな森づくりを行います。京北、花背地域を予定。
6月27日に行った第1回プロジェクトチーム会議の様子