■記事
2009/11/06
京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクト
【交通環境学習チーム】京都市立月輪小学校で初授業
寄稿:小野 淳一さん(KESC交通環境学習チームリーダー ㈱ホンダカーズ京都)
初めて京都市立月輪小学校での出前環境学習を行うきっかけとなったのは、同校の体育振興会会長がKESC交通環境学習チームの活動を知り、「是非とも」と校長にお話しいただいたことでした。まさに地域からの要望で実現した授業となりました。
学習の内容は、現代と江戸時代を交通(乗り物)の観点から比較し、便利になればCO2の排出量も多くなることから、地球温暖化が起こる仕組みと事象を伝えました。事業者からは現代の乗り物も選び方や使い方でCO2の排出量を大きく削減できることを、また京都市からは、公共交通の整備に加え電気自動車の充電設備が学区の所属する東山区役所に設置されたことを紹介しました。
今回の授業では新たに太秦映画村さんがチームに参加され、江戸時代の社会を紹介することにより、交通や乗り物についてだけではなく、今、地域社会が取り組んでいる3R活動が江戸時代では当たり前に行われていたこと等も児童たちに学習してもらいました。
- 〇 テーマ 「地域で働く人達と『くるま』について考えよう」
- 〇 日 時 2009年9月18日(金)10時40分~12時15分(90分授業)
- 〇 実施校 京都市立月輪小学校(東山区)
- 〇 実施者 KESC交通環境学習チーム
- チームリーダー 小野 淳一(株式会社ホンダカーズ京都)
メンバー(順不同)
筑波 聖之(株式会社ホンダカーズ京都)
山沢 邦良(株式会社エコロ21)
長屋 博久(有限会社村田堂)
米澤 正尚(株式会社東映京都スタジオ「東映太秦映画村」)
坂下 尚子(京都市環境政策局環境企画部環境管理課)
江戸時代の駕籠(かご)が登場
元気に手を挙げる児童の皆さん
最後は全員で唱和。「地域からはじめよう!人にも地球にもやさしい車の使い方を!」
京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクトは、京都の小学校区を基本としたそれぞれの地域で、地域の事業者、学校、住民の各主体が協力して、環境問題に取り組む仕組みづくりを目指しています。活動の見学を希望される方は、フォーラム事務所までお気軽にご連絡ください。
■ KESC 年内の予定 ■
*KESC市民共同おひさま発電所づくりチーム 環境学習紙芝居
11月22日(日)パルスプラザ (伏見区 京都環境フェスティバルにて)
12月9日(水) つくし保育園(伏見区)
*KESC交通環境学習チーム 環境学習
11月22日(日)パルスプラザ (伏見区 京都環境フェスティバルにて)