■記事
2010/02/15
京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクト
学校区を中心とした環境活動を広げる第一歩に
地域も参加した「ASIMOの環境授業」
日時:2010年1月26日(火)2回実施(各回40分)
会場:京都市立朱雀第四小学校(京都市中京区)、児童323名
当フォーラムでは中小事業者の環境CSRの一環として、学校区を中心とした地域で、事業者・学校・住民などの各主体が協力して環境問題を解決する仕組みづくりを目指す、「京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクト」を実施しています。現在、4つのチームに複数の事業者が参加し、小学校への出前環境学習などの活動を行っています。
この度、「交通環境学習チーム(以下、チーム)」に参加の株式会社ホンダカーズ京都が、Hondaの「社会活動地域貢献大賞」を受賞されました。株式会社ホンダカーズ京都は、2007年度よりチームの活動に参加し、今年度はチームリーダーを務め、活動に参加する営業拠点と社員数を増やすなど、積極的にKESC活動を行ってきたことが高く評価されての受賞となりました。
今回、その賞典として、2007年にチームとして初めて環境学習を行った京都市立朱雀第四小学校にて、Hondaのヒューマノイドロボット「ASIMO」を用いた「ASIMOの環境授業」を実施しました。
【ASIMO】
当日は、進行役のHondaスタッフから「地球の気温はこの100年で何度上昇したでしょう?」と言った環境問題に関するクイズが出され、ASIMOと児童が答えました。また、「レジ袋をもらわない」などのエコな取組を考えるワークショップでは、チームのメンバーも児童のグループに参加し、一緒に考えました。一番多くのアイデアを考えたグループはASIMOと握手ができるサプライズが用意され大いに盛り上がりました。
後半のパートではホンダカーズ京都のスタッフが、これまでの小学校への出前授業の様子など地域での活動報告と、出前学習プログラムの一部を行いました。
授業の見学には、地域住民や保護者の方々も多数参加いただきました。校区を中心とした環境活動の広がりを目指すKESCの活動目標に一歩ずつ近づいています。当フォーラムでは、引き続き住民,事業者、学校が連携して環境の取組を行う「環境コミュニティ活動」の仕組み作りを行い、事業者のCSRの実効性を高めると共に、地域の環境活動の一環として認知、評価され地域貢献としての役目を果たすことができるよう活動していきます。皆さんもぜひご参加ください。2ページ目の予定表に今後の活動予定を掲載しています。一度見学にお越しください。
【写真 左:環境問題に関するクイズに答える児童たち 右:紹介されるKESC参加メンバー】
- 【交通環境学習チーム】
- テーマ 地域の人たちと『くるま』についてかんがえよう!
- 参加事業者
株式会社エコロ21
株式会社ホンダカーズ京都
有限会社村田堂
京都市環境政策局環境企画部環境管理課
株式会社東映京都スタジオ(東映太秦映画村)
京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクトの活動の見学を希望される方は、フォーラム事務所までお気軽にご連絡ください。
- ■ KESC 今後の活動予定
- *交通環境学習チーム 出前環境学習
2月22日(月) 京都市立南太秦小学校 - *自然エネルギー環境学習チーム 出前環境学習
2月25日(木) 京都市立北醍醐小学校 - *水源の森チーム 森林保全活動
3月6日(土) 京都市右京区