■記事
2005/07/11
交通ワーキンググループ 都心総合タスクチーム会議 報告
交通ワーキンググループの都心総合タスクチームでは、東山の交通社会実験や「歩いて暮らせるまちづくり」を中心に、歩くまち京都を市民にアピールするため魅力ある都心づくりの実現を目指しております。
7月11日(月)のタスク会議では、都心総合タスク座長の恩地惇さんより、平成16年度の東山交通社会実験の報告と次年度への課題を発表していただきました。
京都駅から五条坂への市バスのシャトルバスや、違法駐停車の削減など一定の成果が見られた一方で、東山通の渋滞や、駐車場へ向かう自動車の列が五条坂を占有してしまう問題が明確になったとのことでした。現在の五条坂と、路面整備や電線の地中化を行った場合の五条坂を比較した写真からは、五条坂の環境整備の効果が提示されました。また、五条坂では、駐車場に向かう自動車の列を解消することや、歩行者が自動車の心配をすることなく歩くことができる空間とすることが、今後の東山交通社会実験における大きな課題となることを確認しました。