■記事
2005/11/01
交通ワーキンググループ
東山交通社会実験について ~誰もが安全で快適に歩けるまちにできたら~
今年も、昨年に引き続き「東山交通社会実験」が11月に実施されます。本実験の実施に当たり計画等を協議する「東山交通対策研究会」には、当フォーラム環境にやさしい交通体系の創出ワーキンググループから恩地惇さんが委員として参加されています。今回は、前回から拡充等された取組として、次の3つがあげられ、いずれも11月19・20・26・27日に行われます。
1. 五条坂の車両交通規制
昨年度の結果から明らかとなった交差点内に残る進入(東大路通や五条通から)、自動車対策としてバス・タクシーを除く車両規制。
2. 路上駐停車の抑制エリアの拡大
今年度の追加エリア(馬町)、昨年度からの継続エリア(祇園・東山安井・清水道・五条坂)。
3. シャトルバスの運行の経路変更とバス停の設置
京都駅~五条坂間のシャトルバスのより円滑な運行のために西洞院通経由を烏丸通経由へ変更、京都駅前のバス停到着までの京都駅交差点の渋滞対策のために1つ手前のバス停として「烏丸七条」を設置。
特にシャトルバスは昨年好評であり、今回、運賃220円均一で、実験日の9時~18時に10分間隔で運行されます。
今回の実験がただちに五条坂の歩行者優先道路化につながるものではありませんが、自家用車から公共交通に乗り換えて行く新しい京都の観光スタイルのアピールができます。紅葉のシーズンは一日乗車券などを利用して公共交通機関でお出かけしませんか?