■記事
2006/06/01
交通ワーキンググループ
2006年度の活動計画
交通ワーキンググループでは、各タスクチームで分担して活動する、2006年度のワーキンググループ活動計画をまとめました。
交通ワーキンググループ 2006年度の活動計画
1. 都心における駐輪場の創出と活用促進の具体手法の開発(自転車タスクチーム)
深刻な都心部での路上駐輪問題と、自転車の適性で活発な利用の促進のために、その前提となる「駐輪環境」の抜本的な改善をめざします。そのために、商業施設、商店街や地域組織の具体的な動きと連携し、事業としての駐輪場運営に関わる新たな手法の開発と実証実験を行います。特に、広告手法などを通じて商業者等のメリットを創出することにより、事業性の向上をめざします。
2. 京都の交通関連データの収集・整理・公開(公共交通タスクチーム)
公共交通市民フォーラムの成果(市民宣言)を受け、その実現をめざして、より具体的な議論の基礎となる「データ」の収集・整理を進め、インターネットを通じて公開するとともに、データ集等の出版を通じて、幅広い情報の共有と議論の喚起をめざします。
3. 都心および東山地域におけるエコ交通戦略の具体化(都心総合タスクチーム)
都心のエコ交通プラン(2001)の具体化に向けて、幅広い市民の参加を呼びかけ、地域・商店街レベルでの取り組みをつなぎつつ、合意・実現可能な具体的な手法とロードマップ、関係者間の協働を役割分担の明確化をめざします。また、東山地域における交通社会実験の効果の向上のため、「まちづくり」的手法による取り組みを、地域住民等とともに検討します。
4. 京都市交通局との対話とサービス改善への提案(全タスク共同)
京都市交通局によるバス、地下鉄サービスを、京都市における公共交通の基幹として重視し、その利用度の向上を通じて、自動車から公共交通への転換を図ることを目標に、公共交通サービスの改善提案を交通局との対話を通じて共同の取組を検討します。