■記事
2006/09/27
「都心の交通システムの変革」推進を地球温暖化防止と市民参加の視点から応援
環境にやさしい交通体系の創出ワーキンググループ(以下交通WG)の今年度の重点プロジェクトを紹介します。
◆まちなかプロジェクト(重点プロジェクト)
現在京都市は「都心の交通システムの変革」という重要テーマの実現を目指して「歩いて楽しいまちなか戦略」を推進しております。これに対して、交通WGでは、地球温暖化防止と変革を応援する市民意見の反映の視点を持って、政策提案を行い、その実現を支援するプロジェクトを立ち上げました。先日の会議で、このプロジェクトを「まちなかプロジェクト」と呼ぶことに決めました。このプロジェクトはフォーラムの今年度の重点プロジェクトに指定されています。
現在、プロジェクトとしては次のような取組を考えています。
- ●駐輪場に関する実態調査
- 具体的な政策提案をするために基礎情報を得るための実態調査の実施を京都市に提案します。
- ●都心の交通アクセスに関する意識調査
- 11月の「まちなかを歩く日」のときや来年2月の地球温暖化防止行動キャンペーン(仮称)の期間中などに、歩行者を対象に、都心のアクセスに関する意識調査を行います。
プロジェクトでは、こういった調査結果などを材料にして、自転車と公共交通の両面で具体的な政策案を取りまとめ、京都市など各方面にその実現を働きかけることとしています。
また、近いうちに「まちなかプロジェクト」のウェブサイトを準備し、関心を持つ方々に向けて、さまざまな情報を集約して提示したいと考えています。