●当フォーラムの紹介

当フォーラムは京都市を拠点とし、さまざまな主体のパートナーシップで持続可能な社会の実現を目指す組織です。

●ワーキンググループ

当フォーラムでは、ワーキンググループ(WG)という名の分科会を複数設け、さまざまな取組を行っています。

●情報倉庫

当フォーラムの活動紹介をはじめ、京都市を中心とした、さまざまな環境情報を発信する広報活動を行っています。

■記事

2007/07/01

交通ワーキンググループ 2006年度活動報告

交通ワーキンググループの2006年度の活動内容を報告します。

1. 重点事業「歩いて楽しいまちなか戦略推進調査」

2006年の大きなトピックは、京都市による「歩いて楽しいまちなか戦略」の始動です。2005年秋から政策研究が進められ、2006年念頭の市長記者会見で発表されたこの戦略は、まさに私たちが「都心のエコ交通プラン2001」で描いた姿そのものだと言えます。

2006年5月から開催されている「歩いて楽しいまちなか戦略推進協議会」へは、私たちも代表を送り、より効果的な政策の実現を、特に「温暖化防止」の視点から提案しています。

2006年度はこの戦略と連動する「歩いて楽しいまちなか戦略推進調査」がフォーラムの重点事業に位置づけられ、以下の3つの調査を実施しました。

① 「まちなかを歩く日」歩行者意識調査(11月 三条通・四条通)

② 都心部公営駐輪場利用実態調査(12月 寺町臨時・先斗町)

③ 歩行者が主役のまちづくりワークショップ(3月)

2. 「京の交通交流ひろば」の開設と活性化

京都の交通、特にバスや鉄道などの公共交通について、政策的、社会的、経済的、制度的または技術的な知識や情報収集力を持つワーキンググループ関係者の間の情報共有と、そこから生まれる政策提言を推進する場として、交流掲示板に加えてウェブサイト「京の交通交流ひろば」を開設しました。

ここで提起された政策提案は、すでに、着実に、京都市交通局などの施策に活かされています。

3. その他

2006年度のエポックメーキングな出来事のひとつに、VELOTAXI(自転車タクシー)の運行区域制限の解除(2007年4月1日施行)があります。2002年5月に京都で、日本初のVELOTAXIの運行が始まって以来、その運行区域は都心の限られた範囲に制限されてきました。その間、東京や大阪をはじめとする全国の都市にVELOTAXIがひろがる一方で、京都での運行台数は減少してきました。

運行区域制限の根拠となっていた京都府道路交通規則およびこれに基づく京都府公安員会の区域指定の改正の要望をこれまで粘り強く続けて来た結果、開業5年目にして、ようやくVELOTAXIは京都府内全域を走行できるようになりました。

交通ワーキンググループ 今後の目標

交通ワーキンググループの今後の活動目標です。

1. 「歩いて楽しいまちなか戦略」交通社会実験の成功へ

京都市が進める「歩いて楽しいまちなか戦略」を支援します。特に2007年10月に予定されている「交通社会実験」を有意義な内容で行い、成功に導き、市民や観光客の関心を集め、安全で人と地球にやさしい交通の実現への世論を形成して行くために、力を尽くしたいと思います。

2. 都心での自転車適正利用への地域/行政との協働

京都市の「都心部放置自転車等対策アクションプログラム」に基づく駐輪場整備については、性急な京都市の施策推進が地域/住民との摩擦を生んでいる現状を踏まえて、地域と歩行者の視点に立った自転車の適正利用(駐輪/走行のマナーなど)の推進を、地域や行政との協力のものと進めて行きます。

3. 公共交通の体系的な政策提言へ

「京の交通交流ひろば」で展開される情報共有と政策提案を基礎に、都心を含めた京都市の新しい公共交通のあり方を、LRT導入の動きなどもあわせて視野に納めつつ、体系的な政策提案へと高めて行きます。