■記事
2008/10/03
企画「バスと電車でecoグルメ!」実施協力事業者を募集
京のアジェンダ21フォーラム事務局
担当:長谷川・竹村
京のアジェンダ21フォーラムでは、昨年度に続き本年度も、マイカーよりも環境に優しい公共交通機関の利用を促進する企画「バスを電車でecoグルメ!」を実施します。ついては、下記のとおり、本企画の実施(参加飲食店の勧誘や広報等)を実施する事業者を募集します。
2008(平成20)年10月14日追記
募集終了しました。環境取組に積極的な企業様のご応募をいただき、ありがとうございました。
1. 企画名称
「バスと電車でeco(エコ)グルメ!」
2. 概要
京都における環境調和型観光の実現を目指す取組のひとつです。観光オフシーズンであり京都議定書の発効した2月16日を中心とした期間でもある冬季の、公共交通機関を利用した京都観光をPRする企画を実施します。主に観光客が利用しやすいかたちで、飲食店を中心とした、公共交通機関(バス・電車)を利用して来店・飲食した方への特典付与の取組を行います。
※「バスと電車でecoグルメ!」は2007年度(2008年2月・3月)に初めて実施しました。本年度は、名称はそのままに企画内容をリニューアルして実施します。
3. 目的
- ① 冬季(オフシーズン)観光客誘致と環境調和型観光の両立推進
- 京都を訪れる観光客に対し、京都観光の移動手段としてマイカーでなく公共交通機関を使うよう誘導し、環境調和型観光の推進を図ります。
- また、観光客に対し、本企画の内容-冬季の京都観光を公共交通機関で行うと得られるメリット-を訴求し、観光客誘致の推進を図ります。
- ② 参加飲食店への環境意識啓発の推進
- 飲食店に対し、本企画への参加によって、観光オフシーズンの増客とあわせて、公共交通機関での来店を勧めることでの脱温暖化の意識啓発の推進を図ります。
- ③ 公共交通機関の脱温暖化における意義の啓発と利用促進
- 本取組のPRを通じて、公共交通機関がマイカーと比べてCO2排出の少ない(人・kmあたりで)脱温暖化に適した交通手段であることの各方面への啓発推進を図ります。
- 本取組を通じて、便利な乗車券の普及を推進し、公共交通機関の利用増加を図ります。
- ④ 本取組の永続化と拡大
- さらに、今回の企画実施を持続可能な京都の実現に向けた今後の動きにつなげます。
- 飲食店や交通事業者、行政等の参加による、毎年恒例の実施体制の確立を目指します。
- ネットのグルメサイトや京都だけでなく全国各地のコミュニティ情報誌、また旅行会社のPR媒体等との連携による広報・宣伝の体制確立を目指します。
4. 具体的な取組内容(案)
具体的な取組内容(案)は次のようなものです。
- ア. 企画実施時期
- 観光オフシーズンであり、京都議定書発効日(2月16日)を中心とした下記の期間(案)とします。
- 2008(平成20)年12月1日(日)~ 2009(平成21)年3月31日(火) ※案
- イ. 対象乗車券
- 本年度は、主な対象を観光客とし、観光客に利用をPRしている各種の“京都市内で通用する乗り放題きっぷ”(当日有効のもの)とします。
- スルッとKANSAIカード等のプリペイド式乗車券、PiTaPaカード等のICカード乗車券は対象としません。
- ウ. 特典付与
-
参加飲食店は次のように利用者に特典を付与します。
- 飲食店利用者(主に観光客を想定するが観光客でなくても可)が飲食注文時もしく は飲食代金精算時に日付の入った乗り放題乗車券を見せて、本企画利用の意思表示 をします。
- 飲食店は使用者に何らかの特典を付与します。特典の内容は個々の飲食店が決めます(前回実施時の例:飲食代割引/ドリンク・一品サービス/おみやげプレゼント)。
- エ. 広報
- 全国各地のコミュニティー情報誌や旅行業者の宣伝資材等に幅広く情報を送付し、記事掲載を通じて全国に本取組(および冬の京都観光のPR)の周知を図ります。
- 京都市内(および京都市周辺)での広報ポスター・チラシ等の展開を通じて、京都市内(および周辺)での周知を図ります。
- インターネットを活用し、紙媒体を見る人とは別の層の人たちにも周知を図ります。
- オ. 取組体制
- 京のアジェンダ21フォーラムは本取組の立案者として、中心になって取組を推進します。各方面の本企画への参加勧誘、また、参加飲食店の勧誘等を積極的に行います。
- 京都市産業観光局・京都市観光協会等の協力を求めます。これにより、全国に向けての、本企画の広報宣伝を推進します。
- 各公共交通事業者に協力を求めます。交通機関での広報協力や現場対応等で連携し、円滑効果的に本企画を実施できる体制をつくります。「公共交通機関でおこしやす・京都市協議会」と共同で実施します。
- 広告業もしくは旅行業、出版業等の中から協力事業者を求め、将来的な本企画の事業としての永続化の体制づくりを準備します。
- 本企画の趣旨に賛同する企業にスポンサーになってもらうことも検討します。
5. スケジュール(案)
スケジュール(案)は次のようなものです。
8月 | 本企画立案 |
9月 | 各方面に打診開始 |
10月 | 本企画実施の正式決定 推進体制の確立 全国向けに広報の打ち込み開始・参加飲食店の募集本格化 |
11月 | 京都市内および周辺で広報開始 |
12月 | 実施(~3月) |
6. 事業者募集
- 協力事業者を募集します
- 項目4.のオ.(取組体制)のとおり、本企画を京のアジェンダ21フォーラムと共同で実施(フォーラムが業務を委託)する事業者(広告業・コンテンツビジネス等の事業者)を募集します。参加ご希望の事業者の方は、まずは、京のアジェンダ21フォーラム事務所まで、ご連絡ください。予算額等詳細条件を提示してご相談させていただきます。
- 応募締切
- 2008年10月12日(金)
募集終了しました。環境取組に積極的な企業様のご応募をいただき、ありがとうございました。