■記事
2009/03/01
■醍醐コミュニティバス運行5周年
乗車200万人目前に
フォーラムが地元合意形成など立ち上げを支援し、全国初の「市民共同方式」のバス事業として、伏見区醍醐地域に醍醐コミュニティバスが運行を開始したのは2004年2月16日です。運行開始後は、運行主体である「醍醐コミュニティバス市民の会」の利用促進とパートナーズ(運行資金協力者)勧誘や、京都市やバス事業者(ヤサカバス)、地元の自治連合会・女性会・事業所などの支援があわさってコミュニティバスのサービスを地域に根付かせることができ、このほど運行5周年を迎えました。現在の1日の利用者数は約1400人で、5年間の利用者総数は190万人を超え、まもなく200万人に達する見込みです。2月15日には、京都市醍醐交流会館において、門川大作京都市長などの臨席のもとで記念式典が開催されました。
運行5周年記念式典で祝辞を述べる門川大作京都市長
醍醐コミュニティバスには、運行開始以来、100箇所を超える全国各地域からの視察訪問があったそうですが、全国的にみても「市民共同方式」で醍醐のあとに続く公共交通サービスの事例は生まれていません。それだけ難しいことを実現しているといえる醍醐コミュニティバスですが、醍醐地域を訪れる際には、積極的にご利用いただければと思います。運賃は大人1乗車が200円、一日乗車券は300円です。
醍醐コミュニティバス4号路線