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■旧メールニュース（各号）
京のアジェンダ21フォーラムよりメールで頂いた情報です。
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＊＊＊＊環境まちづくりセミナー
「フライブルク市の持続可能なモデル地区づくり
～ドイツ最大の脱クルマコミュニティ」＊＊＊
「地球にできるだけ負荷を与えず、健全な環境のもとで生き甲斐を持って働き続け
られ、かつ安心・安全・安定した生活を世代を越えて実現し続けられる身近な暮らし
の場」である持続可能なコミュニティづくりが、21世紀の都市づくりの基礎ではない
でしょうか。
本セミナーを通じて、地区（コミュニティ）レベルからの持続可能なまちづくりの
経験を、ドイツの環境先進都市フライブルク市のヴォーバン地区での実践事例から学
び、環境まちづくりに取組む関係者との活発な意見交換を行います。
記
■テーマ：「フライブルク市の持続可能なモデル地区づくり～ドイツ最大の脱クルマ
コミュニティ」
■内容 ：
1993年のドイツの環境首都に選ばれたフライブルク市のヴォーバン地区で、持続可能
な地区づくりのモデルプロジェクトが進んでいます。住民参画で行われているこのプ
ロジェクトは5000人の住宅と600人の雇用を提供する事業所を提供する大規模なもの
です。地区内では河川のビオトープ化、30mの緑地帯づくり、雨水透過が行われ、太
陽光・太陽熱利用、エコ建材を用いた共同住宅を入居予定者が参加して設計建設など
実施されています。さらにクルマに乗らない人の居住ブロックがあり、クルマなしで
も快適な生活を送れるようにユニークな取組みがなされています。このプロジェクト
の中心になっているNPO「フォーラム・ヴォーバン」のカルステン・スペルリングさ
んをお招きしたセミナーを開催します。
＜交通まちづくりに関してヴォーバン地区で取り組まれていること＞
車のない居住様式を快適にし長期的に持続できる仕組みをつくることによって、「車
の少ないまちづくり」を進めている。
１.駐車場と車のない居住コンセプト
車を持たない世帯は「車なし宣誓書」を提出、「車のない居住協会」に参画すると駐
車場所有義務と駐車場購入費を免除される。（ドイツでは住宅土地所有で駐車場土地
所有が法的に義務化）
第１期建設区域 ４区域のうち３つが車なしの区域
第２期建設区域 ６区域のうち４つが車なしの区域
２.自動車の共有システム（カーシェアリング）
・フォーラム・ヴォーバンはフライブルク自動車共同体FAG（カーシェアリング団体
）と協力して「移動パッケージ」を住民に提供。
・公共交通への利用促進策とのパッケージ（住民は預かり金を払ってFAGに加入する
と地域環境定期券を１年間無料支給される）
・住民に交通についての用法提供する交通相談室の開設
・EUの環境計画ライフの支援を受けている。
３.基礎的な生活ニーズを地区で満たせるまちづくり
店舗や飲食店、農家の青空市などを誘致し適切に配置するプロジェクト。地区に営業
を希望する事業所への相談援助。
■日時 ： 12月3日（月）午後6時半から9時まで
■会場 ハートピア京都（京都府立総合社会福祉会館）
京都市営地下鉄丸太町駅すぐ／中京区烏丸通竹屋町上る東側
■講師：カルステン・スペルリング氏
（NPO「フォーラム・ヴォーバン」広報・科学調査担当）
■参加費：500円 （申込みは不要です。 逐次通訳付）
■共同主催：京のアジェンダ21フォーラム、環境市民
■問合せ先
京のアジェンダ２１フォーラム会議室
TEL： 075-353-1215 FAX：075-353-1216
Mail:ma21f@mbox.kyoto-inet.or.jp（オフィス）
以上
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