●当フォーラムの紹介

当フォーラムは京都市を拠点とし、さまざまな主体のパートナーシップで持続可能な社会の実現を目指す組織です。

●ワーキンググループ

当フォーラムでは、ワーキンググループ(WG)という名の分科会を複数設け、さまざまな取組を行っています。

●情報倉庫

当フォーラムの活動紹介をはじめ、京都市を中心とした、さまざまな環境情報を発信する広報活動を行っています。

■旧メールニュース(各号)

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週刊あじぇんだ/第59号                      2004/06/07
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   「京のアジェンダ21フォーラム」がお届けする環境まちづくり情報 from 京都
                   http://web.kyoto-inet.or.jp/org/ma21f/
今号の内容 =================================================================
(1)醍醐環境フェスタ 環境にやさしい暮らしとお買い物 6/11(金)~13(日)
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(2)木質バイオマス利用の事業提案に向けて  ◇ エコミュージアムWG
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(3)リターナブル容器システムの実験を通して ◇ えこまつりWG
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(4)アジェンダ会員・関係団体の情報
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 06/11(金)マーガレット・ブレーカース(豪・緑の党)講演会/みどりの会議
 06/12(土)ごみと教育・市民と学生のためのセミナー/廃棄物学会 関西支部
 06/13(日)環境教育から始まるビオトープネットワーク/京エコロジーセンター
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(1)醍醐環境フェスタ 環境にやさしい暮らしとお買い物 6/11(金)~13(日)
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 コミュニティのアジェンダ・醍醐地域モデル事業
 はじめよう、広げよう 環境にやさしい暮らしとお買い物
 グリーンコンシューマーになろう
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 環境にやさしいライフスタイルを、身近な生活圏である小学校区程度の地域に広く普
及することを目的とした催しです。この催しは、地域グループ主体のモデル事業として
、醍醐地域で、環境NPOと地域グループ、保育園、大型商業施設等が連携して行われる
実験的取組として注目されます。なお、フォーラムは、主体間の協働を創るべく、その
調整役等の役割を担っています。
 毎日のお買物を通じて、環境を大切にした商品やお店選び(グリーンコンシューマー)
について、誰でも楽しく学ぶことができます。ぜひ一度足をお運びください。
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<プログラム>
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(1) お店エコ商品探検クイズラリー
  店内を回って、環境にやさしい商品を探し当ててクイズに答えるゲーム。
  景品としてエコ商品を進呈。
(2) 環境を遊びながら楽しく学ぶコーナー(ワークショップ)
  環境紙芝居/泥団子づくり/環境カルタ大会/どっちがエコ食べくらべゲーム/
  環境お絵かきコーナー/手作りエコ工作(万華鏡)/醍醐コミュニティバスカン
  バッジづくり/環境と健康を考えたおもちゃ遊び等
(3) パネル展示
  環境を考えて商品を選ぶポイントや、醍醐での環境問題に関する取組などを紹介
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◆開催期間: 2004年6月11日(金)~13日(日)午前10時~午後5時
◆会場: アル・プラザ醍醐店1階(地下鉄醍醐駅上)
◆共同主催:醍醐環境フェスタ実行委員会(※)、アル・プラザ醍醐店
 (※)NPO法人伏水サポートネットワーク、地域女性会(醍醐西・小栗栖宮山・池田東)
   NPO法人環境市民、(社福)曙福祉会あけぼの保育園、京のアジェンダ21フォーラ
   ムの他、地域の有志住民で構成
◆後援:人づくり21世紀委員会
◆問合せ先: 伏水サポートネットワーク事務局
      TEL:075-572-3100 FAX:075-572-3400
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(2)木質バイオマス利用の事業提案に向けて  ◇ エコミュージアムWG
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 大原野森林公園プロジェクト
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 3月は、地元の経験者の指導のもとに、木まくり(間伐木を投げ下ろすこと)をし
て薪を集め、炭焼き窯に火を入れ、木酢液を取って、その記録を写真やビデオに収め
ました。4月には、タムシバやヤマザクラが咲き誇り、新緑が映える大原野森林公園
を散策したあと、同公園での今後の活動について話し合いました。
 フォーラムから大原野森林公園管理運営協会に推薦した4名の「森の案内人」のメ
ンバーも、2月以降、公園の来訪者に対して、魅力を伝えたり、マナーの向上を呼び
かけたり、貴重な植物が自生している場所を守ったりと、活躍されています。
 5月末から6月にかけては、窯の炭を取り出して次の薪を入れたり、夏休みの来訪
者に向けて、子どもから大人までを対象とした、公園の魅力を伝える記録ビデオを編
集していく予定です。
 また、明るい林床を好む植物を守ることと、山から切り出した木材を燃料として有
効に活用することを兼ねて、有効な木質バイオマス利用について、経済産業省に事業
提案をしていく予定です。
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 この活動に参加希望の方はご連絡ください E-mail:ma21f@mbox.kyoto-inet.or.jp
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(3)リターナブル容器システムの実験を通して ◇ えこまつりWG
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 えこまつりワーキンググループでは昨年度、京都市近郊におけるお祭りでの環境対
策として、飲食物容器ごみの減量と環境教育を目的としたリターナブル容器システム
の実験を行いました。
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 実験で見えてきた課題
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 この実験で一番心配だったのは、「安全面と衛生」でしたが、屋外でも食器洗浄機
を使うということと、洗浄備品や作業者の配慮により十分に安全と衛生条件を確保で
きることがわかりました。また、利用者からの評判は良かったのですが、デポジット
(容器の返却を確実にするための預かり金)を導入すると、主催者側の大きな負担に
なることなどの問題も残りました。その他、リターナブル容器システムを導入するた
めには、いくつか解決しなければならない課題があることなどがわかりました。
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 システム導入に向けて
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 実験の反省と今後のえこまつりの発展のために、ご協力いただいた主催者の方々と
の意見交換を行うシンポジウムを、去る 2月23日(月)に開催しました。また、リター
ナブル容器システムに興味を持っていただける方、今後お祭りでの導入を考えていた
だける方のために、『えこまつりのすすめ』という冊子を作成しました。(近日完成
予定。ご希望の方はご連絡ください)
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 さらに、環境省の「循環型社会の形成に向けたエコ・コミュニティ事業」で「お祭
り・イベントで利用するリターナブルカップシステムの開発」として採択を受けまし
た。そこで「環境負荷の科学的なデータ整理」「洗浄方法の確立」「カップの開発」
「運搬方法の考察」という項目を中心に検討を行いました。その結果、食器洗浄機を
改造し、リターナブル用カップを設計・製造しました。なお、これらの内容は報告書
にまとめて環境省へ提出し、全国で広がりつつあるイベントにおけるリターナブル容
器導入のシステム確立のために役立つであろうと思います。
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 リターナブルカップ写真 
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 実験は昨年度で終了しましたが、今後はお祭りでリターナブル容器システムの導入
をされる方々への容器や食器洗浄機、備品類の貸し出しを行いながら、施行方法など
に関するお手伝いやアドバイスなどを行っていきたいと思っておりますので、ご検討
される方はご連絡ください。
 最後になりましたが、実験にご協力いただいた主催者の方々、ありがとうございま
した。         (えこまつりWG、ユニバーサルユース研究会 山本みか)
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 今後の活動予定( 参加ご希望の方は → E-mail:ma21f@mbox.kyoto-inet.or.jp )
 07/01(木)19:00~ えこまつりWG運営会議/朝日ビル9F会議室

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(4)アジェンダ会員・関係団体の情報
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 06/11(金)マーガレット・ブレーカース(豪・緑の党)講演会/みどりの会議
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オーストラリア緑の党の事務局長で世界の緑の党(グローバル・グリーンズ)
連盟の代表として世界中を回っている、マーガレット・ブレーカースさんが、
7月の参院選における「緑の政治勢力」の応援のために6月上旬に来日し、
各地で講演会を開催されます。
現在世界80カ国にまたがる一大政治勢力に発展した「緑の党」とは何か?
その活動状況は?政策は?など、誰もが知りたい問題についてレクチャー
を行います。また今夏の参院選立候補予定者との対談も予定されています。

日時:2004年6月11日(金) 19:00~21:00 (18:30開場)
場所:大阪 ドーンセンター(天満橋) 1F フリースペースにて
   http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
ゲスト:小林一朗(平和運動家、環境・サイエンスライター)
参加費:1,000円
主催: みどりの会議・関西連絡会議
問合せ先:稲村和美事務所
     TEL:06(6423)1991 E-mail:inagon@inamura-kazumi.com

マーガレット・ブレーカースさん (オーストラリア緑の党)
 オーストラリアの野鳥保護運動家としてキャリアを重ねる。
 1984年に刊行の『オーストラリアの野鳥生態地図』の共同編集に携わる。
 1980-86年、ロタマー島野鳥観察委員会委員。政治家としてのキャリアはなく、
 1996年以降、オーストラリア緑の党初の上院議員となったボブ・ブラウン氏の
 アドバイザーとして勤務。
 2001年、首都キャンベラで開催された第1回世界緑の党大会(グローバル・
 グリーンズ2001大会)の総合司会を務め、大成功を収める。
 その後、世界緑の党連盟の主役的存在として世界中を駆け巡り、各国の
 緑の党の創設や選挙応援に尽力。2003年、ヨハネスブルグでの地球サミット
 (リオ+10)や、2004年、ボンでの自然エネルギー国際会議にも参加。
 現在の専門はエネルギー、地球温暖化問題。

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 06/12(土)ごみと教育・市民と学生のためのセミナー/廃棄物学会 関西支部
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日時: 2004年 6月12日(土) 13:30~16:00 (受付 13:00開始)
場所: ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)5階特別会議室
   〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-49 TEL:06-6910-8625
   http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html

内容: ごみをテーマに環境教育が行われることも多いですが,それは,私たちの生活
がごみとの関わりなしには成り立たないということと,この身近なごみの問題が地域
の環境に影響するだけでなく,私たちの社会のあり方から考えなければいけない問題
だからではないでしょうか。
 今年の「市民がつくるごみ読本 C&G No.8(廃棄物学会編集)」は,「ごみと教育」
を特集のテーマとして先月発行されました。そこで,今回のセミナーでは,このC&G
にご寄稿いただきました太田航平さんに,お祭りからリユースを広げようとする取組
みを語っていただき,また,環境学習の教材に詳しい水口保さんに,修学旅行や総合
学習でどのようにごみや環境について学ぶことができるのかを講演していただきます。

主催: 廃棄物学会 関西支部
問合: 財団法人 廃棄物研究財団 大阪研究所 藤川輝昭
   E-mail: osaka@jwrf.or.jp TEL: 06-6363-3481 FAX: 06-6363-3482 

申込: 要 6月11日迄に「市民と学生のためのセミナーに参加希望」、住所、氏名、
   連絡先(電話番号,E-mailアドレスなど)を書いて上記まで

参加費: 1,000円
    参加費には資料代として廃棄物学会発行のC&G No.8を含みます。
    C&G No.8を持参される方は500円となります。

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 06/13(日)環境教育から始まるビオトープネットワーク/京エコロジーセンター
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 京都市伏見区の京エコジーセンターでは「環境活動交流会」として
 『環境教育から始まるビオトープネットワーク』をテーマに講演会と
 事例紹介を行います。また、蝶が集まる小さな植木鉢「ビバばち」
 つくりのワークショップや「ビオトープパネル展」も同時開催します。

(1) 平成16年度 第1回 環境活動交流会
 「環境教育から始まるビオトープネットワーク」
 この交流会はビオトープによる自然の再生についての講演や、PTAが
 参画した学校でのビオトープを活用した事例を紹介します。
 また、「学校ビオトープ」が環境教育の場として、学校と本来の自然との
 つながりを深め、環境保全へとつながる役割について意見交換します。

 日時:2004年6月13日(日) 13:00~17:00
 会場:京エコロジーセンター 1階シアター参加費:無料
 定員:80名(事前申込制)
 申込方法:6月11日(金)までに氏名、年齢、郵便番号、住所、電話番号
      を記載の上、電話・FAXにて京エコロジーセンターまで。

 ・基調講演
  「本来のビオトープと自然再生について」
  大手桂二氏(NPO法人ビオトープネットワーク京都理事長)
 ・事例紹介
  「学校ビオトープの役割や現状」
  谷村載美氏(大阪市教育センター 教育振興室 研究官)
  「PTAが関わる学校ビオトープ」
  安藤 操氏(嵐山東小学校PTA学校ビオトープ委員会委員長)
 ・コーディネーター
  瀬口和矩氏(NPO法人ビオトープネットワーク京都 副代表)

(2) ビバばちをつくろう
 ビバばちとは竹でつくる、生き物があつまる小さな植木鉢です。
 蝶が集まる小さなビオトープを作ってみませんか?

 日時:2004年6月13日(日)(1)13:30~ (2)15:00~(2回開催)
 会場:京エコロジーセンター 3階リサイクル工房
 参加費:300円
 定員:各回先着20名(受付は当日13:00より会場にて)
 主催:京エコロジーセンター
 企画・運営:NPO法人ビオトープネットワーク京都

(3)ビオトープパネル展示
 ビオトープに関するパネルや写真の展示を行います。
 期間:2004年6月1日(火)~30日(水)9:00~17:00
 会場:京エコロジーセンター 2階 企画展示コーナー

京エコロジーセンター(〒612-0031京都市伏見区深草池ノ内町13)
 http://www.miyako-eco.jp/
 TEL(075)641-0911・FAX(075)641-0912
 アクセス方法(駐車場はありません)
 ●京阪電車「藤森駅」下車西へ徒歩5分 
 ●地下鉄・近鉄「竹田駅」下車東へ徒歩13分
 ●市バス南5、臨南5、南8「青少年科学センター前」下車
 http://www.miyako-eco.jp/access/access.htm

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(5)京のアジェンダ21フォーラム/ミーティング&行事予定
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06/11(金)~13(日)醍醐環境フェスタ/アル・プラザ醍醐店
06/14(月)10:00~ 食の循環WG運営会議/市役所寺町第6会議室
06/14(月)15:00~ 常幹・幹事合同会議/市役所寺町第6会議室
06/15(火)14:00~ 自然エネルギーWG運営会議/気候ネットワーク事務局
06/15(火)19:00~ エコミュージアムWG大原野プロジェクト会議/大原野自治会館
06/16(水)19:00~ 交通WG自転車タスク会議/朝日ビル9F会議室
06/21(月)13:30~ 省エネキャンペーン実行委員会/市民生活センター
06/26(土)14:00~ 平成16年度総会/京エコロジーセンター
07/01(木)19:00~ えこまつりWG運営会議/朝日ビル9F会議室
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ご関心をおもちの方は、会員・会員外に関わらず、広くご参加ください。
参加希望・問合せは京のアジェンダ21フォーラム迄 ma21f@mbox.kyoto-inet.or.jp

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週刊あじぇんだ/第59号                      2004/06/07
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京のアジェンダ21フォーラム http://web.kyoto-inet.or.jp/org/ma21f/
 〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13 京エコロジーセンター内
 TEL:075-647-3535 FAX:075-647-3536 E-mail:ma21f@mbox.kyoto-inet.or.jp
 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/ma21f/kaigishitsu/map.htm  編集/西本裕美
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「アジェンダ21」とは「21世紀への課題」という意味。京のアジェンダ21フォーラム
は市民・事業者・行政が力を合わせて環境と共生できるまちの姿を描いていきます。
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 ご意見・ご質問・掲載依頼    E-mail:ma21f-news@jca.apc.org
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