●当フォーラムの紹介

当フォーラムは京都市を拠点とし、さまざまな主体のパートナーシップで持続可能な社会の実現を目指す組織です。

●ワーキンググループ

当フォーラムでは、ワーキンググループ(WG)という名の分科会を複数設け、さまざまな取組を行っています。

●情報倉庫

当フォーラムの活動紹介をはじめ、京都市を中心とした、さまざまな環境情報を発信する広報活動を行っています。

■記事

2006/07/27

フォーラム改革、ただいま進行中

京のアジェンダ21フォーラムでは、一昨年度から「今後のあり方」を議論し、昨年度、課題解決に向けた「戦略検討委員会」を立ち上げ、2005年10月~2006年3月まで、計10回の議論を重ねてきました。その内容は『月刊あじぇんだ』やホームページなどでご覧いただけます。

これから数回にわたり、戦略検討委員会後、フォーラムが改革に向けてどのように動いているのかを紹介します。

■フォーラム改革推進プロジェクトチーム

(平成17年度第6回幹事会・第5回常任幹事会合同会議で承認・平成18年度総会までが設置期間)

戦略検討委員会の報告を受け、改革提案に示された個別の取組と課題に対する具体的な対処方法の検討・立案について、幹事会から付託された「フォーラム改革推進プロジェクトチーム」を組織しました。同チームの会議を、5月16日に開催し、フォーラム改革への短期的な取組としての「フォーラム改革プラン2006」を取りまとめました。

「フォーラム改革プラン2006」では改革目標を明示し、取組項目として 1.組織の改革、2.WGの改革、3.事務局の改革、4.情報・広報・交流の改革、5.基本文書の見直しの5項目を掲げ、それぞれの改革スケジュールを提示しています。

○改革推進プロジェクトチームメンバー
コーディネーター 山田章博
(戦略検討委員会コーディネーター・交通WGコーディネーター)
内藤正明 (フォーラム代表)
阿蘇紀夫 (常任幹事)
田浦健朗 (常任幹事)
高橋肇子 (常任幹事)
西村仁志 (幹事)
文字英夫 (幹事)
袖岡信明 (ライフスタイルWGコーディネーター)
太田航平 (えこまつりWGコーディネーター)
西本裕美 (戦略検討委員会公募委員)
向井 明 (事務局長)
滋野浩毅 (事務局チーフコーディネーター)

■「企画会議」発足

(平成18年度第1回幹事会にて設置承認)

改革推進プロジェクトチームから提示された 1.組織の改革の中に掲げられている「フォーラムの方向を示す『企画会議』の創設」を受け、「企画会議」が発足しました。

「企画会議」は、常任幹事、WGコーディネーターから成り、フォーラムの活動方向の選択や、人員や資金等の資源を集中する方針を示す役割を担うこととし、試行的に実施しているものです。去る7月3日、第1回会議が開かれ、今年度の「重点プロジェクト」の選定を行いました。

今年度実施するプロジェクトは表の通りです。詳細は本紙次号及びフォーラムホームページにてお知らせします。

「企画会議」は、フォーラムの事業成果の向上を実現することを目的に、具体的な活動内容や推進方針を検討する機関としてスタートを切りました。今年度の改革の第一歩としてご期待ください。

○重点プロジェクト
「歩いて楽しいまちなか戦略」実現に向けた市民参加機会の創出
○主要プロジェクト
KES認証取得事業所環境取組事例集の作成
京都・自然エネルギーネットワークづくり
○実施プロジェクト
公共交通利用促進事業市バス冊子発行
旅館ホテル省エネ診断事業
木質バイオマス・プロジェクト
環境にやさしい修学旅行の提案チラシ

○企画会議メンバー
蘇紀夫 (常任幹事)
田浦健朗 (常任幹事)
高橋肇子 (常任幹事)
山田章博 (交通WGコーディネーター)
向井 明 (事務局長)
滋野浩毅 (事務局チーフコーディネーター)

■WGとプロジェクトの分離

「フォーラム改革プラン2006」では、現在、限られた資金や人材をそれぞれのWGで分け合っていることや、WGの専門性の高まりに伴い、分野間横断的な取組を阻害している問題点が指摘され、従来のWGを「パートナーシップ形成」、そして新たに設ける“プロジェクト”を「事業推進」という形で、機能を分離させる方針を採りました。

現在、複数のWGを横断した合同会議や統合を視野に入れた試行を行っており、そこでの新たなパートナーシップ形成や事業化に向けた議論を行っていくことになります。

今後も、フォーラムの改革状況について、本紙やフォーラムホームページなどでお知らせしていきます。フォーラム改革に関するご意見、ご質問などありましたら、お気軽にフォーラム事務所までお尋ねください。

なお、『戦略検討委員会報告』及び、改革推進プロジェクトチームで検討された『2006年度改革推進方針の提案』については、こちらでご覧いただけます。