■記事
2007/09/27
新たに2つのプロジェクトチームが発足
9月21日、市役所寺町第2会議室において、2007(平成19)年度第4回幹事会・第3回常任幹事会合同会議が開催されました。
●議案:2つのプロジェクトチームが発足
◇京都市地球温暖化対策政策提言プロジェクトチーム
京都市では地球温暖化対策条例と地球温暖化対策計画をもって温暖化対策を進めています。これら市の取組を、より市民、事業者、行政のパートナーシップの下に進めていくための政策づくり・仕組みづくりを検討し、提言を取りまとめることを目的として活動するプロジェクトチームです。
プロジェクトチームのコーディネーターは、田浦健朗常任幹事です。同氏は京都市地球温暖化対策評価検討委員会のフォーラムからの委員です。今後、田浦コーディネーターが選任したメンバーとともに、活動を開始します。
活動に要する経費はフォーラムの本年度予算枠から執行されます。
◇脱温暖化に向けた都心社会実験支援プロジェクトチーム
現在、京都市都市計画局交通政策室が中心となって進めている「『歩いて楽しいまちなか戦略』社会実験」(以下、「社会実験」という)としてこの10月に実施するメニューのひとつである都心の臨時駐輪場の企画立案・事業実施を目的とするプロジェクトチームです。
プロジェクトチームのコーディネーターは、山田章博交通ワーキンググループコーディネーターです。同氏は「歩いて楽しいまちなか戦略推進協議会」におけるフォーラムからの委員です。山田コーディネーターが選任したメンバーとともに、社会実験の都心臨時駐輪場の運営に関する業務一式を行います。
プロジェクトの実施に要する経費は、フォーラムが業務を請け負う形で、都市計画局の社会実験予算から執行されます。
●意見交換:「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験
幹事会には大島幹事(都市計画局長)の代理として石崎都市計画局交通政策室長が出席し、社会実験の全体像およびその詳細について説明しました。
当フォーラムの交通WGでは、昨年度から脱温暖化社会に向けて、この「歩いて楽しいまちなか戦略」と連携する活動を「まちなかプロジェクト」として進めております。今回の社会実験においては、都心臨時駐輪場の運営にあたって中心的役割を担います。
一連の社会実験の詳細は交通WGのホームページ「京の交通交流ひろば」で逐次掲載予定です。ご参照ください。
◆10月5日(金)~14日(日)
「歩いて楽しいまちなか戦略」社会実験
京都市都心部(三条~四条、烏丸~河原町)において、大規模な交通社会実験を行います。
- 自動車の通行規制
10月12日夕方、13日14日午後から夕方において、指定エリア内が自動車通行禁止になります。 - ゆとりある歩道の実現
上記時間帯に、四条通において車線規制を行い、一時的に車道の一部を歩道として、歩行エリアを拡張します。 - 臨時駐輪場の設置
10月9日~14日の6日間、多数の臨時駐輪場(無料)を設置します。市内にお住まいの方々はぜひ自転車で都心部へお越しいただき、駐輪場をご利用ください。さらに期間内は放置自転車撤去を強化し、より歩きやすい歩道を実現します。 - より便利なバスサービスの実現
四条通のバス停をより分かりやすくより便利に配置します。また100円循環バスを増発します。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
【写真】臨時駐輪場設置のための現地調査