●当フォーラムの紹介

当フォーラムは京都市を拠点とし、さまざまな主体のパートナーシップで持続可能な社会の実現を目指す組織です。

●ワーキンググループ

当フォーラムでは、ワーキンググループ(WG)という名の分科会を複数設け、さまざまな取組を行っています。

●情報倉庫

当フォーラムの活動紹介をはじめ、京都市を中心とした、さまざまな環境情報を発信する広報活動を行っています。

■記事

2009/03/01

事務局動静 拡大版(2月)

2月は、フォーラム事務局職員への講師やコーディネーターの依頼がいくつかありました。大阪や金沢など他都市で活動する団体から依頼があり、議定書のまち・京都の取組は注目されているようです。また、事務局職員として働くこと自体に焦点をあてた、普段の講師依頼とは視点の違うセミナーもありました。今後もこのような交流を行い、情報収集・発信を進めて、フォーラムの活動に反映していきたいと考えています。


<2月6日(金) 「ESTの未来をひらくパネルディスカッション」>
主催:財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
会場:大阪市立総合生涯学習センター
参加者:50名
対応職員:長谷川
ESTとは「環境に配慮した持続可能な交通」という意味の略語です。このESTをテーマとしたパネルディスカッションは、環境省の低炭素地域づくりモデル事業の一環で開催されました。会場には京都・大阪・兵庫の交通事業者や自治体、またバスの利用促進など交通分野の取組を積極的に推進しているNPOなどから約50名が集まり、講師やパネリストとともに、主に都市域を対象に、地域におけるESTの実現に向けた取組について意見交換しました。フォーラムからは、これまでの交通分野の取組の中から、醍醐コミュニティバスの立ち上げ支援、京都市の「歩いて楽しいまちなか戦略」への参画、公共交通利用促進の取組「バスと電車でecoグルメ!」の3つを紹介しました。このようなことができた取組推進体制について会場から質問があり、フォーラムの組織の特徴である行政・民間・大学など立場の異なる主体がパートナーシップを形成して取り組む進め方を紹介しました。

<2月7日(土) 「NPO・NGOでのキャリアデザインを考えるセミナー」>
主催:NPO法人ユースビジョン
会場:キャンパスプラザ京都
参加者:50名
対応職員:竹村 
「社会を変える仕事に出会う」をテーマとして、大学生や社会人でNPO・NGOへの就職を希望する人たちを対象にし、NPO・NGOで働くことの現状を紹介するセミナーが京都市内で開催されました。セミナーのメインとなるトークセッションにおいて、NPO・NGOで活躍するスタッフの一人として、フォーラム事務局での日々の仕事内容、さまざまな主体が集まってできるパートナーシップでの事業推進を支援するという、当フォーラムの事務局コーディネーターという仕事の持つ魅力ややりがい、また、仕事の中での苦労などを紹介しました。続いて、ブースを設けての個別的な質疑応答の時間が取られ、他のNPO・NGOと並んで、参加者からの個別具体的な質問に答えました。

<2月14日(土)「ネットワークを活性化する秘訣~官・民・産・学一体のネットワークをめざして~」>
主催:金沢エコライフ・ワーキングネット
会場:石川県女性センター
参加者:30名
対応職員:西本
金沢市において地球温暖化防止や自然環境保全に関する講座の実施、環境教育のための人材の養成、環境団体間の連携などの活動を行っている市民団体「金沢エコライフ・ワーキングネット(略称:エコネット)」が主催する学習会の講師に招かれました。テーマは標題のとおり環境団体間のネットワークの活性化で、パートナーシップで事業を行う当フォーラムの活動形態を大いに参考にしたいとのことでした。ちなみに設立3周年を迎えるエコネットは、これまでに数回、当フォーラムを視察に訪れています。当日は、日頃、みずから環境活動を主宰するメンバーが多数参加し、当フォーラムの「KESC」や「京グリーン電力制度」などの創設から運用に至るまでの経緯や、活動に際しての成果や課題の紹介を受け、活発な意見交換が行われました。