■記事
2009/10/09
KES認証取得事業者の声
株式会社エコロ21
このコーナーでは、KES・環境マネジメントシステム・スタンダード(KES)を認証取得されている事業者の環境取組を紹介します。
今回は、フォーラムの団体会員で、フォーラムの京都環境コミュニティ活動(KESC)プロジェクトに熱心にご参加くださっている株式会社エコロ21の専務取締役・山沢邦良さんに、寄稿していただきました。
■ (株)エコロ21 エコロタクシーの環境の取組
(株)エコロ21(エコロタクシー)は、現在23台で中京区に営業所を構えております。
今年で創業7年目になります。「京都議定書」が誕生した会議が宝ヶ池で終って間もない2002年にタクシー運営の規制緩和があり、旅客事業に参入しました。
創業のコンセプトは、〈これからのタクシー〉ということで、「環境」を念頭に置き、営業車は全車アイドリングストップ機能付き車を導入。この車は、信号待ちの時など、シフトレバーをニュートラルに入れるだけでエンジンが止まり、無駄なアイドリングをストップすることができます。エンジンの再始動も簡単です。
もうひとつは、「自転車搬送サービス」として、自転車を積むことのできる専用キャリアを全車に装着し、いろいろな状況で自転車使用をサポートしています。
3年前よりKESのステップ1の認証を受けました。環境改善項目に昨年から、京のアジェンダ21フォーラムのKESC(京都環境コミニュティ活動プロジェクト)を入れ、小学校への出前環境授業に参加しております。授業を通じての子供たちとの触れ合いは、楽しさの中で、大人の責任のようなものを教えられる想いがし、止められない感じです。
京のアジェンダ21フォーラムが2007年より始められた「京グリーン電力証書」は、地域の自然エネルギーへの広がりを高める方法として、とても共感できます。
営業上の経費削減と環境活動を、うまく融合させることを目標に、これからも頑張りたいと考えております。
(専務取締役 山沢邦良)
エコロタクシー ウェブページ http://ecolo21.com/
風車とボンネットの「ECO」の文字が目を惹くエコロタクシー
目印はこの風車
駐車場にはKES環境宣言と3つの取組を掲示
出前環境学習を行う山沢さん